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通信制大学

夏期スクーリング(2020年度)

Madaxです。

今回は2020年度の夏期スクーリングで受講した「刑事政策学」の記録をまとめます。

既にいくつかの記事でも述べているとおり、2020年度、2021年度の夏期スクーリングはオンライン形式で実施されました。2022年度のスクーリングは対面形式での実施が想定されているので、オンラインでの夏期スクーリング受講は貴重な体験といえるかもしれません。

今回の記事では、「刑事政策学」の概要対面形式とオンライン形式の比較、の2点についてまとめます。

 

「刑事政策学」の概要

「刑事政策学」では、刑務所内での更生に向けた取組や犯罪被害者の実情など、刑事政策が抱える様々な課題を学ぶことができます。

講義は各回に用意されたレジュメに沿って進められました。指定テキストは講義内で使用する機会がないものの、講義内容を復習する際に役立ちます。

刑法や刑事訴訟法を履修済みの方であれば、講義内容をより深く理解できると思います。しかし、講義では基本的な内容から説明してくださるので、履修済みでなければ講義の内容を理解できないわけではありません。事実、僕は刑法総論のテキストを読み進めている段階でしたが、理解には困りませんでした。

刑法の分野で卒論作成を考えられている方など、日本における犯罪者の更生の課題を理解するうえでは参考になる講義だと思います。

 

対面形式とオンライン形式の比較

2020年度の夏期スクーリングはリアルタイム形式オンデマンド形式の講義があり、「刑事政策学」はオンデマンド形式でした。

対面形式とオンライン形式の講義を比較して、良かった点は自分の都合の良いタイミングで受講できる点悪かった点はフルタイム勤務との両立が難しい点です。

2020年度は職場的に休暇の取得が困難でしたが、オンデマンド形式であったことにより、休暇を取得しなくても、勤務の前後、昼休憩、移動時間など自分の都合の良いタイミングで受講することができました。スクーリングの必要単位数を充足する観点からもメリットが大きかったです。

一方、フルタイムで勤務しながら毎日2時限分の講義を受講してレポートを作成することは体力面で非常に大変でした。幸いにもレポートの参考資料はネットでも収集できましたが、専門書籍の入手が必須であった場合、より大変であったことが想像できます。

 

まとめ

今回の記事では2020年度の夏期スクーリングで受講した「刑事政策学」についてまとめました。

  • 刑法や刑事訴訟法の知識がなくても日本の刑事政策が抱える課題を学ぶことができる
  • オンデマンド形式は自分の都合の良い時間に受けられる一方、フルタイム勤務との両立は困難

僕の場合、2020年度の夏期スクーリングはオンライン形式であったため受講することができたことは事実です。しかし、対面形式のスクーリングの方が、(個人的には)学習意欲を高める点で効果的でした。

1日でも早く状況が改善され、対面形式の講義に戻ることを切に願います。

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