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通信制大学

通信制大学の選び方

2022年もあっという間に1か月が過ぎて2月に入りました。

桜の季節が近づくなか、新たな進路を考える人も多い季節なのかと思います。

今回は、全国にある通信制大学の選び方について、僕なりの視点から記事を書いてみます。現在、通信制大学での学習を考えられている社会人の方への一助となれば幸いです。

 

通信制大学等の種類

「公益財団法人私立大学通信教育協会」のホームページによれば、同協会に加盟している通信制の大学・大学院・短期大学の数は以下のとおりです。

  • 大学:33校
  • 大学院:14校
  • 短期大学:9校

比較的多くの大学が通信課程を設置しているうえ、通学課程のように入試や地理的な制約は少ないので、迷ってしまいます。

しかしながら、一口に「通信制大学」と言っても、設置している学部、学費、学習の進め方は大学によって異なります。

そのため、通信制大学への入学を考えた際には、まず合同説明会に行かれると良いと思います。

上記の「公益財団法人私立大学通信教育協会」のホームページによると、2022年2月3日時点では、今後、以下のようなスケジュールで合同説明会の開催が予定されているようです。(詳細は同協会のホームページでご確認ください)

  • 東京(2月6日(日)・20日(日)、会場:新宿エルタワー 30階サンスカイルーム)
  • 横浜(2月5日(土)、会場:新都市ホール 横浜新都市ビル(そごう)9階)
  • 名古屋(2月12日(土)、会場:名古屋ATビル 2階名古屋サンスカイルーム)
  • 大阪(2月11日(祝・金)、会場:阪急グランドビル26階)
  • 福岡(2月19日(土)、会場:エルガーラホール8階大ホール)

また、最近は各大学がオンラインで説明会を開催していることもあるようなので、既に志望する大学が決まっている方は、そちらに参加してみるのも良いと思います。

 

大学を選ぶ際のポイント

説明会で各大学の情報収集した後は、願書を提出することになりますが、入学後に後悔しないためにも、①学びの目的②仕事や家庭との両立可能性③経済的負担をポイントとして、実際に大学を選ぶと良いと思います。

学びの目的

通信制大学への入学を検討しているということは、何かしら学びたい学問があるはずですが、それが大学でないと学ぶことができないのか、という観点から再検討してみることが必要です。

「通信制」と言えども、卒業時には学士の学位が与えられる高等教育機関であり、卒業論文が課されている大学もあります。

また、入学後に同じ大学の仲間を作ることも可能ですが、一人で学習を進めることが基本です。

そのような環境において、卒業を目指すことができるのか、願書を出す前にもう一度考えてみてください。

 

仕事や家庭との両立可能性

通信制大学の一番のメリットは、自分のペースで学習を進めることができることだと思います。

しかし、学習を進めるうえでは、レポートを作成や定期試験の勉強で案外時間を取られます。

また、多くの大学では一定期間通学して講義を受けるスクーリングでの単位取得を卒業要件にしており、平日に開講される場合には、仕事を休む必要も出てきます。

家庭や職場の理解・協力を得ることができそうか、一度考えてみると良いでしょう。

 

経済的負担

多くの通信制大学は通学課程の大学に比べて学費は割安に設定されています。

入学前に見落としがちな点は、交通費教材費です。

通信制大学は地理的制約が少ないですが、上記にも記載したとおり、スクーリングを設定している大学が多いため、一定期間は通学しなければなりません。

大学から離れた場所に住んでいた場合、新幹線や飛行機代がかかります(学割が使えることもあります)。

また、指定された教科書であったり、レポートのための参考文献を購入する必要もあります。

上記のような支出も含め、総合的に経済的負担を考える必要があるでしょう。

 

まとめ

僕が実際に通信制大学で学ぶことを考えた時は、上記のポイントのうち、①しか考えていませんでした。しかし、学びを続けていくうちに②、③のポイントの重要性も感じたので、これから大学を選ぶ方にはぜひ考えていただけたらと思います。

通信制大学で学びを続けることは、入学前に想像するよりも大変です。

しかし、社会人になって改めて学び直すと、自分が学生だったころには気付かなかった「学びの楽しさ」のようなものを感じる場面があります。

昨今、リカレント教育が推奨されていることもありますが、一人でも多くの方に通信制大学での学びを考えてもらえたらと思います。

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