今回の記事は2019年度に受講した夏期スクーリングの記録になります。
COVID-19の影響により、2020年度、2021年度の夏期スクーリングは、ほとんどの科目でオンライン授業となりましたので、対面のスクーリングとしては最新情報(?)になり得るかもしれません。
2019年度は第II期(8月12日〜17日)に「医事法」(午前)と「経済政策」(午後)の2科目を日吉キャンパスで受講しましたので、授業の概要と気付きをまとめます。
医事法
刑法の側面から終末期医療や精神医療と患者の関係を捉える講義でした。
個人的には臓器移植や安楽死の問題について、日本と海外の事例を学ぶことができ、その是非を考えさせられる非常に興味深い内容でした。
当時は法律科目をまだ履修していませんでしたが、「医事法」の授業は他学部の学生も受講していたため、法律も基礎的な部分から講義してくださったので、理解が進みました。
成績評価は期間中のレポート提出と最終日の試験で構成されており、いずれも授業の内容から出題されていました。
反省点は、刑法の履修後に「医事法」の講義を受講した方が理解が深まったのではないか、という点です。他学部の学生にも開講されていますので、初学者が学びにくいというわけではありませんが、医事法の分野をより理解したい方は、民法や刑法といった基礎的な法律科目を履修した後に受講した方がよいと思います。
経済政策
前半と後半で担当する先生が分かれていました。
前半の先生は基礎的な経済学の内容に加えて、経済学に関係するイノベーションの事例なども含めて講義してくださり、新たな発見がありました。
受講後に分かったことですが、前半の先生は経済学部で一番人気のあるゼミを主宰されているそうです。通信課程の学生であっても、こうした先生の講義を受講できるのは、スクーリングの大きな魅力だと感じました。
後半の先生は地球環境問題と経済発展を中心とした講義でした。
個人的には高校生の頃に環境問題に関心を持っていたので、当時の記憶を振り返りつつ、興味深く講義を聞くことができました。
成績評価は、各回の講義に関する感想(前半)とレポート(後半)の提出でした。
反省点は特にありません。基礎的な経済学の知識がなくても興味深く受講できるような講義内容になっているので、経済学部以外の学生にもおすすめできる科目だと思います。
まとめ
今回は2019年度夏期スクーリング(第II期)の「医事法」と「経済政策」の受講記録をまとめました。
気付きや所感は次のとおりです。
- 「医事法」の受講は民法や刑法の履修後の方がより理解が深まること
- 「経済政策」は学部を問わず非常に興味深い内容となっていたこと
通信制大学におけるメインの学習はあくまでテキスト科目ですが、スクーリングで実際の講義を受講することで、充実感を得ることができ、学習を続けるモチベーションにもなります。
授業と直接関係ありませんが、夏期スクーリングでは教室の冷房がかなり強めに設定されているので、服装にはご注意ください。
おまけ
夏期スクーリング期間中、2日目〜4日目は学食で昼食を食べましたので、最後におまけとして写真をアップします。
僕は所用とレポート・試験対策で行くことはできませんでしたが、例年は日吉駅近くのHUBで通信生同士の交流会が開かれているようなので、興味のある方は参加されてみてはいかがでしょうか。
2日目:ヒレカツ定食
3日目:カレー
4日目:竜田揚げ定食
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