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通信制大学

メディアスクーリング(2020年度春期)

今回は2020年度に受講したメディアスクーリングの記録です。

メディアスクーリングの概要は以前記事にしていますが(※1)、今回の記事では実際に受講した「日本政治論」の概要3種類(夏期・週末・メディア)のスクーリングを受講して得た気付きや所感をまとめます。

(※1)スクーリングの種類は以下の記事で紹介しています。

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社会人のリカレント教育メディア

 

「日本政治論」の概要

  • 受講時期:2020年4月〜6月(映像は2014年度の夜間スクーリング)
  • 内容:日本人の行動・思想の様式が日本政治に与えた影響や日本政治の体制・指導者の特徴
  • 進め方:先生による口頭での説明が基本で時々キーワードを黒板に記載
  • 小テスト:授業が自身の考え方に与えた影響に関する小レポート
  • レポート:日本の指導者に関する題材
  • 科目試験(代替レポート):日本の政治体制に関する題材

講義の映像は2014年度の夜間スクーリングを収録したものだったので、一部の情報が最新ではありませんでしたが、全体としてはそれほど支障はありませんでした。

自分自身が抱いていた日本政治に対する疑問を解消できるような講義となっていて高い満足感が得られました。さらに、受講当時は1回目の緊急事態宣言が発令中であり、コロナ対応と講義で学習した日本人の行動様式が一致する部分がありました。日本人の行動様式が歴史的に変わっていないことを実感することができたことは、社会人として非常に参考になりました

講義資料は2014年当時の夜間スクーリングで先生が黒板に書いたキーワードをまとめたものが配布されましたが、上記のとおり先生による口頭での説明が講義の基本となります。そのため、前回記事にした「政治理論」(※2)同様、講義内容を要領よくまとめたオリジナルの資料を作成する必要があります

(※2)「政治理論」の概要は以下の記事で紹介しています。

週末スクーリング(2019年度)
...

レポート課題や科目試験(代替レポート)の課題については、講義で学習した範囲から基本的な情報を得ることができますが、問に対して十分な回答を記すためには参考文献が必須です。したがって、テキスト科目のレポートと同じ要領で作成するイメージを持っておくと良いでしょう。

 

3種類のスクーリングの所感

2019年度と2020年度で夏期、週末、メディアという3種類のスクーリングを受講しました。

(慶應義塾大学通信教育過程では平日夜に開講される夜間スクーリングも実施されていますが、僕の場合は職場との相性が悪く、今後も受講はできないため、ここでは3つのスクーリングに絞って記載します)

総合的に考えると僕の今後の優先順位としては次のようになります。

夏期≧週末>メディア

夏期スクーリングは平日に休暇を取得さえできれば、1週間連続で講義に集中することができ、幅広い開講科目の中から自分の興味・関心に合わせて科目を選択することができるのが最大の魅力です。

週末スクーリングは開講科目数は少ないものの、自分の興味・関心のある科目が開講されていれば、平日に休暇を取得する必要がないので、夏期スクーリングと同等か次点という位置付けになります。

メディアスクーリングは自分の好きなタイミングで受講できる点が最大の魅力ですが、小テストとレポートが課されるうえ、科目試験の枠を一つ消費しなければなりません。他のテキスト科目との調整が必要となる点が最大のネックになります。

 

まとめ

今回は2020年度に受講した「日本政治論」の概要と各スクーリング制度の所感についてまとめました。

要点は次のとおりです。

  • 「日本政治論」は政治のみならず日本社会全体に通じる内容のため現代社会人におすすめできる講義
  • スクーリングの優先順位は夏期≧週末>メディア

2点目はあくまで制度のみを要素として考えた優先順位となりますので、自分の興味・関心がある講義が開講されているかがまず第一の視点になると思います。

僕の場合、社会人として働きながら、何らかの目的を持って通信制大学に入学した手前、難しい科目でも自分に必要か否かを確かめて履修計画を立てています

学生によって通信制大学で学習する目的は異なりますので、ご自身の目的と照らし合わせて、最適なスクーリングの受講方法を決定していただければと思います。

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