おはようございます。Madaxです。
多くの日本人が「英語を話せるようになりたい」という願望を持っているのではないでしょうか？
私自身、海外支社勤務を目標に英語学習中の身です。（目下の目標は大学院受験）
巷に溢れる様々な英語学習方法の中から、今回は英語学習アプリDuolingoを長期（通算約350日）使用した感想を正直にレビューします。
これからDuolingoを使ってみようか迷われている方をはじめとして、ただでさえ忙しい社会人の皆さんにとって有効な情報となれば幸いです。
正直、社会人の英語学習にはあまり効果がないように感じました。実際に使用して感じたメリットとデメリットを述べつつ、なぜ効果がないと感じたのかを記します。
Duolingoとは？
Duolingoは無料で使える外国語学習アプリ。
日本語話者向けは英語、中国語、韓国語、フランス語に限られるものの、英語話者向けでは世界40の言語が学習可能です。（2023年7月現在）
AIによって個人にチューニングされた学習内容が提供されたり、ゲーム感覚で学習を継続できる仕掛けがあったり、通常のテキストを使った学習とは一線を画しているのがユニークな点。
Duolingoを使った感想
私自身、Duolingoで英語学習を通算約350日続けた私が感じた良かった点とイマイチな点はそれぞれ次の三つ。
- 同じ表現を繰り返し学ぶ
- 学習が継続しやすい工夫
- 無料で利用可能
- スピーカーのクセが強くスピードが遅い
- 音声入力の精度が曖昧
- 和訳問題の出題
良かった点①：同じ表現を繰り返し学ぶ
Duolingoは良くも悪くも同じ表現・問題が繰り返し出題されます。
最初は「またこの表現？」と思ったものの、同じ表現に繰り返し触れることで、意図せずとも徐々に知識が定着されていきます。
良かった点②：学習が継続しやすい工夫
Duolingoには、レッスン後に獲得できるポイントに応じた順位付け、デイリークエスト、フォローした友人の進捗確認などなど、ゲーム的な要素が豊富に盛り込まれています。
机に座って勉強するというマインドではなくとも、気軽に英語学習に向き合える点は良い工夫だと感じました。
ただし、ゲーム感覚を楽しむあまり、例えばランキングを上げることが目的になってしまうと本末転倒なので、その点は気を付けましょう。
良かった点③：無料で利用可能
英語学習アプリの多くが月額料金が設定されているのに対して、Duolingoは基本的に無料で利用できます。
有料版では、広告オフ、無制限でレッスン受講可能（無料だと誤答の数に応じて受講可能回数が減少）、パーソナライズドレッスンの提供など、さまざまな特典が用意されています。
普通に学習するだけであれば、無料版で全く問題ありません。また、一定期間継続して利用すると（上記の200日など）、特典として有料版の機能が数日間開放されるので、その機会を活用して有料版の要否を検討するのも一案です。
イマイチな点①：スピーカーのクセが強くスピードが遅い
Duolingoのスピーカーにはかなりクセがあるように感じました。ネイティブスピーカーとも異なるちょっとした違和感といえるものですかね。
スピードもTOEICのリスニング問題と比較しても遅く、スピードを調整する機能もありません。Duolingoだけでリスニング力を向上させることは難しいでしょう。
イマイチな点②：音声入力の精度がまちまち
Duolingoはライティング問題の回答を音声で入力できたり、スピーキングの問題があるものの、音声入力を識別する精度はイマイチです。
私の発音が悪いため、ライティング問題の回答が正しく音声入力されないのは理解できます。その一方で、スピーキング問題は認識されたり、文章を全て読み上げていない状態で正解になったことがありました。発音の矯正はあまり期待できないと思います。
イマイチな点③：和訳の問題が出題される
和訳の問題は、日本語として意味が通じる順番で訳さないといけません。
英文を速く読むためには英語の語順で理解する（理想は日本語に変換せず理解する）必要があるので、Duolingoではそのトレーニングをすることができません。
元々は英語話者向けに開発されたアプリだからか、和訳するとき、主語の有無や目的語の順番で違和感を覚えることもありました。
社会人の英語学習にDuolingoはそれほど効果がない
私が実際に使用した感想は、Duolingoだけで英語力を向上させることはできない、ということになります。
全くの英語学習初心者であれば、一定程度の効果はあると思いますし、ゲーム感覚で楽しみながら学習を継続できる点は魅力があります。
しかし、仕事をしながら効率的に英語力を向上させようとしている社会人にとっては、別のアプリや勉強法を試した方が効果的です。
私自身、他の英語学習アプリも試しているので、後日改めてレビューしようと思っています。
それでは。また！
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