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通信制大学

債権総論の学習記録

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今回の記事は慶應義塾大学通信教育課程法学部の選択必修科目である債権総論の学習記録です。

債権総論では日常生活でよくある契約行為に関する内容が扱われており、個人的には民法の分野で一番馴染みやすい分野という印象。

僕が法学部で学ぼうと思ったきっかけの一つは、当時の仕事で契約書の作成に携わったことで法律の知識の重要性を感じたからです。なので、債権総論・各論の履修は個人的に必須でした。

今回の記事では、これまでの学習記録と同様、レポート科目試験(代替レポート)参考文献をまとめます。

レポート作成

2020年度課題の問は二つ。債務と賠償についてでした。

ちなみに以前記事にした日本法制史同様、追加履修の手続きをしていなかったため、Web提出ができずに一人でパニックになっていました。

※追加履修手続きの重要性は日本法制史の記事で触れています。

日本法制史の学習記録
慶應義塾大学通信教育課程法学部の選択必修科目である「日本法制史」について、レポート、科目試験、参考文献をまとめた学習記録です。

提出1回目(2021年3月提出)

2021年3月に提出。

債権総論の問題としてマイナーな内容ではなく、配本テキストや参考文献にも多くの記載があったため、レポート作成に苦労した印象はありません。

提出から約1週間後に不合格で返却。1週間での返却は過去最速。

しかし、フィードバック欄の五つにチェックが入るという過去最低の結果でした。重要ポイントについて掘り下げることができていないという講評。

講評としては酷評されていたものの、修正の方向性に関するヒントや参考文献(書籍、論文)を示していただいたので、心が完全に折れずに済みました。

提出2回目(2021年7月提出)

1回目の講評でいただいたヒントをもとに方向性を整理。参考文献を読み込んだうえで修正し、2021年7月に提出。

参考文献の読み込みでは論文を重視しました。講評のコメントを受けて、重要ポイントの論点を深掘りするためには、多くの事柄を扱っている書籍よりも、ポイントを絞って議論を展開している論文の方が有効だと考えたからです。

実際、内容はやや難しかったものの、書籍にはない視座を得ることができました

約1か月後の2021年8月に合格で返却。

提出1回目の不合格だった際の講評とは一転して、あっさりとした講評でした。

科目試験(代替レポート措置)

2021年度第II回科目試験(代替レポート措置)を受験し、合格。

問題は大きく二つ。一つはレポートのような債権法上の制度内容を問うもの(問1)、もう一つは事例問題(問2)。

問1はレポート同様に債権総論としてマイナーな内容ではなかったので、配本テキストと一般的な書籍で対応可能でした。

問2は配本テキストで十分に解答できる内容。そのため、問2の解答のために文献を探す必要はありませんでした。

参考文献

前提として債権総論の配本テキストは非常に分かりやすい内容となっています。そのため、基本的な内容を学ぶだけであれば、配本テキストで十分。

以下ではレポート作成に有効だった参考文献を紹介します。

上記のとおり、配本テキストで基礎的な内容は学ぶことができます。配本テキスト以外であれば、有斐閣Sシリーズのこちらの書籍も初学者向けの内容でした。

 

提出1回目の講評で勧められ、再レポの作成時に役立った一冊。

概説書となっており、配本テキストや有斐閣Sシリーズの内容を補完するのに有用でした。

まとめ

今回は慶應義塾大学通信教育課程法学部の選択必修科目である債権総論について、レポート科目試験(代替レポート)参考文献をまとめました。

  • 債権総論は日常生活でも身近な契約を扱うため民法分野で一番馴染みやすい
  • 債権総論の配本テキストは初学者向けで非常に分かりやすい

債権総論の履修後に行った賃貸借契約で、履修前であれば聞き逃していたであろう内容を理解することができ、履修の効果を実感することができました。

通信制大学での学習が日常生活に活かせれば、これほど嬉しいことはありませんよね。

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